鹿児島市「地域課題解決ビジネス支援事業補助金」に採択——無償の生前メッセージ映像プロジェクト「今を贈る」始動

合同会社トルアスが運営する終活映像サービス「結い言(ゆいごん)」の新しい取り組み「今を贈る」プロジェクトが、鹿児島市の「令和8年度 地域課題解決ビジネス支援事業補助金」に採択されました(2026年8月7日付)。

病気により残された時間が限られている方や、経済的なご事情で映像制作をあきらめざるを得ないご家庭に、生前メッセージ映像を無償でお届けするプロジェクトです。このページでは、事業の概要と今後のスケジュールをお知らせします。

「今を贈る」はどんな事業か

結い言は、ご本人が元気なうちに、自分の声と表情で家族へのメッセージを映像に残すサービスです。日々の活動の中で、「残したい気持ちはあるのに、時間的・経済的な事情で間に合わない」というご家庭があることを実感してきました。

「今を贈る」プロジェクトでは、こうしたご家庭を対象に、ヒアリング・撮影・編集・納品までを費用のご負担なく実施します。補助事業期間内に8〜12のご家庭へお届けする計画です。

対象となるのは、次のようなご事情のある方です。

  • 病気などにより、残された時間が限られていると告げられている方
  • 住民税非課税世帯など、経済的なご事情で映像制作をあきらめざるを得ないご家庭

対象者の選定は、地域包括支援センター・在宅医療・社会福祉協議会など、地域の関係機関と連携しながら進めます。ご本人・ご家族からの直接のご相談もお受けし、連携機関への確認を経て判断します(選定の流れの詳細は9月に改めてご案内します)。

資金の仕組み——クラウドファンディング型ふるさと納税

本事業の資金は、鹿児島市のクラウドファンディング型ふるさと納税(ポータルサイト「ふるさと納税forGood」)で募る寄附を財源とし、鹿児島市から補助金の交付を受けて実施します。

  • 寄附募集期間: 2026年9月1日〜11月末(予定)
  • 寄附目標額: 300万円
  • 返礼品を受け取らず、寄附額の全額を活動に充てていただく応援もお選びいただけます

集まった寄附は、無償制作の実施体制(撮影・編集の外部スタッフ、訪問撮影用の機材、映像を長期にお守りする保管基盤、広報など)に充てます。寄附ページの公開時に、資金の使い道の内訳を改めて詳しくご説明します。

今後のスケジュール

  • 2026年9月1日: 寄附募集開始(ふるさと納税forGood)
  • 9月〜11月: 寄附募集期間
  • 12月以降: 交付手続きを経て、無償制作を順次実施(〜2027年3月予定)

進捗は本サイトおよび結い言の公式サイト・LINE公式アカウントで随時ご報告します。

代表より

テレビ局で映像に携わってきた経験から独立し、「声と表情は、手紙にならない」という思いで結い言を続けてきました。これまでの活動は朝日新聞にも取り上げていただきましたが、いま一番強く感じているのは、「本当に必要としている方ほど、届きにくい」という現実です。

今回の採択は、この課題に鹿児島市の制度の力を借りて向き合える大きな一歩です。9月からの寄附募集では、市民の皆さま・事業者の皆さまのお力添えが欠かせません。改めてご案内いたしますので、その際はぜひご検討いただけますと幸いです。

事業についてのお問い合わせ、対象となりうる方についてのご相談は、下記の窓口からお気軽にご連絡ください。結い言のサービス詳細は公式サイトをご覧ください。