動画編集だけを外注したい人向け!撮影込みと編集のみの料金差を解説

「社内で撮影した素材はあるのに、編集するスキルも時間もない」——動画活用を始めた中小企業の担当者からよくいただく声です。撮影からすべてを依頼すると費用が高くなりそう、でも編集だけを外注できるのかどうかわからない、という方も少なくありません。

結論から申し上げると、動画編集のみの外注は対応している制作会社・フリーランスが存在し、撮影込みのフルパッケージと比べて費用を大きく抑えられるケースがあります。ただし、素材のクオリティや案件の性質によって向き・不向きがあるため、判断基準を知っておくことが大切です。

この記事では、動画編集だけを外注する場合の費用の目安・撮影込みパッケージとの料金差・向いているケースと向いていないケース・外注先の選び方を解説します。

撮影込み制作と編集のみ外注、何が違うのか?

動画制作の依頼パターンは大きく2つに分かれます。企画・撮影・編集を一括で任せる「フルパッケージ」と、手元にある素材データを渡して編集工程だけを依頼する「編集のみ外注」です。

  • フルパッケージ:企画立案から撮影・編集・納品まで制作会社が全工程を担う。品質管理がしやすく、撮影段階から編集を意識した画づくりができる。費用は工程分すべてが積み上がる。
  • 編集のみ外注:社内で撮影済みの素材データを提供し、カット編集・テロップ挿入・BGM・音声調整など編集工程だけを依頼する。撮影費が不要なぶん費用を抑えられるが、素材の撮影品質が仕上がりに直結する。

撮影と編集を一括で依頼する場合は、カメラマンが撮影しながら「この場面は編集でこう使う」と考えながら撮れるため、編集の品質が上がりやすいというメリットがあります。編集のみの場合は、提供された素材の中でできる範囲の編集になるため、必要なカットが足りなかったり、音声ノイズが混入していたりすると後から対処が難しくなります。

動画編集のみを外注するといくらかかる?費用の目安

編集のみ外注の費用は、素材の収録時間・完成尺・テロップ量・修正回数によって変わります。2026年10月時点の一般的な目安として、次のような価格帯が多く見られます。

  • 1〜3分・テロップ+BGMのシンプルな編集:1〜3万円前後
  • 3〜5分・テロップ多め・カラーグレーディング込み:3〜8万円前後
  • 5〜10分・複数素材の合成・テロップアニメーション込み:8〜15万円前後

フリーランスのエディターに依頼する場合は上記より安くなるケースがある一方、制作会社に依頼する場合はディレクションや品質チェック込みで費用が高めになる代わり、スケジュール管理の安心感があります。

弊社(合同会社トルアス)では映像制作はベーシック15万円〜のパッケージが標準ですが、手元の素材を活かした編集のみのご相談も承っています。まずはお気軽にお問い合わせください。

撮影込みパッケージとの費用差はどのくらい?

撮影込みと編集のみの費用差を左右する最大の要因は「撮影コスト」です。撮影にはカメラマン・ディレクター・照明・音声スタッフの人件費と機材費がかかります。弊社の場合、カメラマンの日額は3.85万円〜(税込)、VEは4.4万円〜(税込)です。これに企画・シナリオ・編集・ナレーション等の費用が加わると、フルパッケージの費用が積み上がります。

編集のみであれば撮影費分がまるごと削減できるため、同じ品質レベルであれば費用を大幅に抑えやすくなります。ただし注意が必要なのは、「素材の撮影品質が低い」「必要なカットが不足している」といった問題が後から判明した場合、補足撮影を依頼せざるを得なくなり、かえって費用が増えることがある点です。

費用を正確に把握するためには、見積書の内訳を項目ごとに確認することが重要です。動画制作の見積書チェックリストも参考にしながら、撮影・編集それぞれの費用を把握するようにしましょう。

編集のみ外注が向いているケース・向いていないケース

費用面で有利な編集のみ外注ですが、案件の性質によって向き・不向きがあります。

向いているケース

  • 社内の担当者が業務用カメラや一眼カメラで撮影済みの良質な素材を持っている
  • セミナー・社内研修の録画を短いダイジェスト版やアーカイブ動画にまとめたい
  • インタビュー映像を複数回に分けて社内撮影しており、通し編集だけを依頼したい
  • 定期的に短尺の動画コンテンツを量産したいが、都度フルパッケージは予算的に難しい

向いていないケース

  • スマートフォンの手持ち撮影など、映像ブレや音声ノイズが多い素材
  • 企業ブランドの強化・採用活動のメイン訴求など、映像品質が成否を左右する重要な案件
  • 撮影段階からの演出設計・インタビューの引き出し方まで一体設計が必要な採用動画や企業VP

採用動画や企業ブランディング動画のように「どう撮るか」が最終品質に直結する案件は、撮影から一貫して依頼することで費用対効果が上がるケースが多いです。

外注先として「制作会社」と「フリーランス」どちらを選ぶか

編集のみを外注する際に迷いやすいのが、制作会社とフリーランスの使い分けです。それぞれの特徴を整理すると次のようになります。

  • 制作会社:ディレクション・品質チェック・スケジュール管理が一元化される安心感がある。複数人体制での対応が多く、急なリテイクにも対応しやすい。費用はフリーランスより高め。
  • フリーランス:費用を抑えやすく、スピーディな対応が期待できるケースもある。ただし担当者が1人のため、急な体調不良や多忙時のリスクがある。過去の実績・ポートフォリオを事前によく確認することが重要。

実務担当者の視点でいえば、「重要度の高い案件・初めての外注」は制作会社、「定期的に短尺動画を量産したいコスト重視の案件」はフリーランスという使い分けが現実的です。制作会社とフリーランスの詳しい比較については動画制作の外注先をフリーランスと制作会社で比較した記事もあわせてご確認ください。

まとめ:動画編集外注の費用と選び方

動画編集のみを外注する場合のポイントを整理します。

  • 編集のみ外注の費用は尺・素材量・修正回数で変わり、1〜3分のシンプルな編集なら1〜3万円前後が目安
  • 撮影込みとの最大の費用差は「撮影コスト分」。弊社ではカメラマン日額3.85万円〜・VE4.4万円〜(税込)が撮影費の目安
  • 向いているのは業務用カメラ等で撮影済みの良質素材があるケース。採用動画・企業VPなど品質重視の案件は一括依頼が安全
  • 制作会社とフリーランスの使い分けは、案件の重要度・頻度・予算で判断する

動画編集の外注費用や進め方についてご不明な点があれば、トルアスへお気軽にご相談ください。


動画制作・ライブ配信・補助金活用のご相談(無料)

テレビ局出身のスタッフが、企画・費用の考え方から補助金の活用まで一緒に整理します。「まだ検討段階」という方もお気軽にどうぞ。

無料で相談する

お電話でも承ります:099-802-5859